かんたんWebアニメーション２を使う（ページの切り替え）

１．場面転換はどうやって・・・

かんたんWebアニメーション２では、ページという単位でシーンを作成し、そのページを連続して再生する事によって、異なる内容を連続して表示する事ができます。ストーリーの場面転換などは、それぞれの場面ごとのページを作成し、連続して再生する事になります。

しかし、パーツやアイテムにはアニメーションが指定できますが、背景やページそのものにはアニメーションを指定できませんから、そのままではページの切り替えは単にコマの切り替えとなり、フェードインやフェードアウトによって場面転換をする事ができません。
折角シーンごとのアニメーションを凝って作成しても、これではちょっとバランスが良くありません。

そこで、場面転換の方法をちょっと考えてみます。

２．背景もアイテムにしてみる

フェードインやフェードアウトもアニメーションの一種なので、表示している物全てにアニメーションを適用できるように考えてみます。これは背景にアニメーションが適用できれば良いように思えます。

という事で、背景を単純に「背景」パーツから選択せずに、アイテムメニューから画像として追加してみます。


今回は、背景用のマテリアルフォルダから選択してみます。


サイズが大きいのでページよりはみ出します。


右側のプロパティでサイズをページと同じに設定すれば準備完了です。


一見背景のようですが、これでアニメーションを貼り当てられるようになりました。


暗転の為、黒い画像も同様に用意して、一番奥に配置しておくと効果的かもしれません。
（ただの黒い塗り潰しです）

これで、適当にアニメーションを設定すると・・・。

３．ページを切り替えてみる

実際に複数ページを切り替えてみます。ページを複数作成し、ページ１の終了時に背景にしたアイテムに退場アニメーションを指定し、連続するページ２の開始時にページ２の背景にしたアイテムに登場アニメーションを指定してみます。

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